bash_profileの場所を変更した時にPATHを通す方法

rubyアイキャッチプログラミング

dotfilesをGitHubで管理

上記Qiitaの投稿でdotfilesをGitHubに管理できるようにしました。

でも、bash_profileでのPATHの再設定を忘れていたので、rubyのバージョンが2.0に戻ってしまう事態に。

そこで、いろいろとゴニョゴニョしていじったら無事に2.4.1にrubyのバージョンをアップデートできたので、手順をメモすることにしました。

まずは、現在のPATHがどのように設定されているかを次のコマンドで確認。(最初の$は入力しないでくださいね。)

`$ echo $PATH`

このコマンドを叩くことでechoコマンドで$PATHを出力しています。

今回、bash_profileはホームディレクトリにあるdotfilesというディレクトリに保存したので、このPATHを次のコマンドで通しましょう。

`echo export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH" >> ~/dotfiles/.bash_profile`

これで次のように表示されれば、無事に設定できたことを意味します

`Yutas-MacBook-Air:git ushijimayuuta$`

続いて、rbenvのコマンドにもPATHを通すために次のコマンドを実行します。

`echo eval "$(rbenv init -)" >> ~/dotfiles/.bash_profile`

最後にターミナルを起動させた時にbash_profileを読み込ませるために次のコマンドを叩きます。

`source ~/dotfiles/.bash_profile`

一度ターミナルを再起動させて、rubyのバージョンを確認してみましょう。

$ ruby -v
#実行結果
$ ruby 2.4.1p111 (2017-03-22 revision 58053) [x86_64-darwin16]

無事にrubyのバージョンがアップデートできました!


2017/09/24追記
なぜrubyのバージョンが戻ってしまっていたかというと、bash_profileをそのままdotfilesディレクトリに入れてしまっていて、ローカル自体にbash_profileがなくなってしまったからでした。

この状態だと、毎回ターミナルを起動させた時にいちいちsouceでプロファイルを読み込ませないといけないので、面倒ですよね。だから、次のLinuxコマンドを叩くことで、dotfilesディレクトリに格納したbash_profileをローカルのホームディレクトリにコピーしました。

# コピーコマンド
cp ~/dotfiles/.bash_profile ~/.
# sourceで設定を読み込み
source ~/.bash_profile

コピーコマンドの解説をしておくと、~/dotfiles/.bash_profileでコピー元のパスを指定しており、/.でコピー先のパスを指定しています。

その後、ターミナルを一旦終了させて、再起動しrubyのバージョンを確認してみます。

# バージョンの確認
ruby -v
=> ruby 2.3.1p112 (2016-04-26 revision 54768) [x86_64-darwin16]

# rubyが呼び出されるパスを確認
/Users/ushijimayuuta/.rbenv/shims/ruby

バージョンが2.3.1になっていて、パスもbash_profileに設定したものが呼び出されていますね。

参考サイト

https:https://takatoshiono.hatenablog.com/entry/2015/01/09/012040

rbenvでバージョンがうまく切り替わらなかった時にやったこと

MacでPATHを通す