未経験からRubyのエンジニアへ!転職をする前に知っておくべき5つのポイント!

タイトルアイキャッチ未経験からエンジニアへの道のり

どうも、ウェブ系ウシジマくんです。

ありがたいことにTwitterのフォロワー数も1300人を超え、多くの方から転職などの相談をいただくことが多くなりました。

僕自身は現在Ruby/Railsをメインとしたバックエンドエンジニアとして働いているわけですが、振り返ってみると、

「そういえば、未経験からRubyエンジニアになる時に、こんなことやったら上手くいっていたな」

というようなケースが多かったので、エンジニアを目指して転職中のあなたに参考になれば嬉しいです。

現役のエンジニアとコンタクトをとり、現場で使われている技術を知る

スクールでRubyをはじめとしたプログラミングの勉強をする際には、教材のカリキュラムや技術本などを使用することが多いと思います。

その内容に沿って進めていくことで、プログラミングの基礎を身につけていくことができるでしょう。

しかし、教材で使用されている技術と実際に現場で使われている技術は往々にして解離していることが多く、大概は前者の方が内容が古いことが多いんですね。

例えば、プログラミングスクールではRailsだけでアプリやクローンアプリを作成することが多いと思いますが、実際にはJSONを返すAPIのサーバーとしてRailsを使用することが多く、HTMLを返すケースというのが少ないんですよね。

特に、モダンな技術選定をしているベンチャー企業などはその傾向が顕著であり、大抵はフロントエンド側をJavascriptによるフレームワークやライブラリを使っているケースがほとんど。

その中でも多く使われているJavascriptのライブラリが、Reactですね。

この他にも、プログラミングスクールではやらないけど、実際の現場ではよく使われているという技術はたくさんありますので、転職後に困らないためにもキャッチアップをしておくとベターです。

「じゃあ、そのキャッチアップをどのようにするの?」

と疑問に思うかもしれませんが、エンジニアが多く参加しているオンラインサロンをはじめとしたコミュニティに加入するのが個人的におすすめですね。

代表的なオンラインサロンでいうと、

人生逃げ切りサロン

人生逆転サロン

上記の2つ。(ちなみに、ウェブ系ウシジマくんも両方のサロンに在籍しています。)

人生逃げ切りサロンはエンジニアを通じてスキルを身につけ、そこをベースに企業に属せずとも個人単位で生き抜いていける様々なノウハウが学べ、人生逆転サロンでは主に未経験からエンジニアを目指す人たちが集まり、日々切磋琢磨しているような場所です。

自分が今勉強している部分について現場ではどう使われているのかを質問したり、興味のある分野の将来性について聞いてみると、スクールでは教えてくれないコアな情報をキャッチアップできるでしょう。

ポートフォリオはGitHubのリポジトリURLも一緒に記載する

エンジニアを目指しているあなたなら、転職活動をする際の武器としてポートフォリオを作成していることでしょう。

完成後、本番環境に公開してWantedlyなどのプロフィールにURLを記載していると思いますが、その際は、GitHubのURLも記載しておくといいですね。

これは、GitHubのリポジトリをみれば、commitやPull Requestの内容でその人がどれくらいの実力かが判断できるので、採用側としてもスキルや勉強度の判断材料にできるから。

とはいっても、そのソースコードが教材やサンプルコードをコピペだけで作っているかどうかはわからないので、ちゃんと理解しているかどうかを質問されることもあります。

ログイン機能やショッピングカート機能など実装に苦労しがちな箇所は面談で突っこまれる傾向があるのでに、

  • エラーが頻出した箇所とその解決方法
  • 実装するに当たって、なぜそのライブラリを選んだのか
  • 一番難しいと感じた箇所はどこか

この辺りをしっかりと説明できるようにしておくと、面談で突っ込んだ質問をされなくても慌てずに済みますね。

GitHubでソースコードを公開するのであれば、READMEは詳しく記載する

先ほどのポイントに加えて、GitHubでソースコードを公開する際にもう一つ大事なのが、READMEをちゃんと記載するということ。

GitHubのページをみると分かると思いますが、READMEはリポジトリ公開ページで一番最初にみる部分であり、いわばソースコードの取扱説明書みたいなもの。

ほとんどの初心者がデフォルトで作られたREADMEのまま。

そのため、ちゃんと記載するだけで、見る側からすると「細かいところまで配慮ができる人だな」という印象を与えることができるのは間違いないですね。

記載する情報としては、最低限次のような項目があるといいでしょう。

READMEに記載する情報

  • 使っている言語やフレームワークのバージョン
  • 環境構築に必要な手順
  • インフラ・フロント・バックそれぞれの技術選定
  • 実装した機能
  • このソースコードで公開しているアプリはどんなサービス内容か

面接時にもREADMEに記載した内容に沿ってどんなポートフォリオを作成したかを自分から説明できると、ちゃんと勉強していることへのアピールにもなりますし、説得力も出るので是非試してみてください。

エンジニアスキルを身につけてどうなりたいか?を答えられるようにしておく

エンジニアはプログラミングをメインの業務として行うことが多いですが、

ビジネスマンとして、そのスキルをどう活かしていくのか?

という問いに対する自分なりの回答を指針として持っておくといいですね。

仕事の本質は、目の前で困っている人の課題をどのように解決してあげられるかがカギなので。

将来的にフリーランスや起業をしたいと考えているのであれば、この指針がないと軸がブレます。

そうすると不安なことがあった際に必要以上にプレッシャーを感じて潰れてしまうことになりかねません。

面談時にも、よく聞かれがちな質問内容なので、自分なりの鉄板回答を用意しておくといいですね。

一つの企業にこだわり過ぎず、まずは気楽にカジュアル面談からスタートする

ここまで色々と書いてきましたが、未経験から転職をする際に一番大事なことは、

とにかくたくさんの企業に話を聞いて、面談の雰囲気に慣れること

ですね。

WantedlyやGreenなどのエンジニア向け転職サイトでは、募集企業とざっくばらんに話せるカジュアル面談の利用を推奨しています。

募集ページには書ききれないことや、実際のオフィスや社長・CTOの雰囲気などを肌で感じることができるので、積極的に申し込んで行きましょう。

そこで開発しているサービスや雰囲気があまり自分とは合わないなと思ったら、そのままフェードアウトすればいいですし、ビビッとくるものがあれば次回面談の約束を取り付けていけばいいんです。

採用側に人選するように、転職する側にだって企業を選ぶ権利があります。

たくさんの企業と話をしていくうちに、自分が働きたいと思える企業の傾向や力を入れたい、身に付けたい技術の内容が明確になっていくので、それを発見できるだけでもやる価値は十分にあるといえるでしょう。

まとめ

ということで、今回は「未経験からRubyのエンジニアに転職成功するために必要な心構え5選」というテーマを取り上げていきました。

この5つのポイントを意識したところ、僕自身面談を受ける際に不必要に緊張することはなくなりましたし、応募企業と対等に話せるようになりました。

この記事が少しでもあなたの転職活動の役に立てたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。